【海外の住宅展示場 ドイツ編】
先日のドイツ出張の際に機会があり、フランクフルト郊外の街、Bad Vilbel(バード フィルベル)にある住宅展示場を視察することができました。
海外の住宅展示場は、これまでにウィーン(オーストリア)やマイアミ(アメリカ)で何度か行ったことがありましたがドイツははじめてで、ここには約70棟ものモデルハウスが展示されています。さすがに全部はとても見学しきれませんでした(笑)
ドイツの住宅展示場は日本とは違って、入場料が必要なのですが、入場料を支払うと住宅展示場カタログ(冊子)が配付されます。
そのカタログには、展示場パーク内に建っている各モデルハウスのメーカー情報・マスタープラン・外観写真などの概略が掲載されていてとても便利なうえに、帰国してからも結構楽しめます(^^)b
訪れた日は土曜日だったためか来場者も比較的多く、家族連れや犬連れのカップルなど、来場者層は多様でした。モデルハウス内は基本的にはどこも自由に見ることができたので、設計打合せしているお客様もいらっしゃいましたが見学させてもらいました。
そして、今回お届けするイケアとコラボレーションしたモデルハウスの話です。
日本の住宅メーカーでも、イケアとコラボレーションしたモデルハウスはありますが、空間のソフトな仕切り方、色づかいや家具、ファブリックの使い方、照明プラン等のインテリア提案はとても参考になりそうです。
日本とはすこし違う生活スタイルをベースにした、インテリアやディスプレイ提案を写真多目で紹介したいと思います。
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イケアデザインのモデルハウスも基本的なプランは、他のモデルハウスと似た一般的なタイプ。
若い世代の夫婦+子供3~4人(!)というやや大家族構成を設定しています。
1階は玄関ホールを中心に、キッチン、ダイニング、リビング、子供部屋(又はゲストルーム等多目的に利用できる個室)、ゲスト用トイレ・バスルーム。
2階は階段ホールを中心に、主寝室、子供部屋2室、家族用のトイレ・バスルーム、というプランです。
キッチン、洗面、家具、照明、ファブリック、小物等、インテリアは、もちろんイケアの商品でコーディネートされています。
残念ながら壁紙よりもペイントが多く使われていたモデルハウス、あがり口から吹抜けのブラックペイントもアクセントになっています。
実は、天井にブラケットが付いていたのはここだけでした。間接照明が当たり前の欧米照明事情(-_☆)
階段を上がって正面の2つの子供部屋は、入口はガラス扉となっていて中の様子が見えるようになっています。ガラスの間仕切りのアイディアが明るくていい感じです。もちろんカーテンで目隠しできます。ただし外側からヾ(~O~;)
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フランクフルトへ行かれることがありましたら、ぜひ郊外へ少し足を延ばして、ドイツの住宅展示場を訪れてみてください!様々なヒントもありそうです。
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