My Favorite One

My Favorite One 「本」

今月のMy Favorite One 「本」です。

本の存在がすべて好きです。文字の集合体からひろがる世界、紙の触感、装幀・・・。
幼少時、家の書庫にたくさんの本がありました。子ども用には少年少女世界童話全集、固いケースに入った大きな本もありましたが、わたしは父のうすば紙に包まれた本が特に気に入っていて、いまだに古書店などで見かけると触れずに通り過ぎることが出来ないくらいです!

最近、触れずにはいられなかった装幀本は「森茉莉集」 
森茉莉さんの色彩を交えた表現の豊かさは随一で、読むたびに心が高揚します。

同じく装幀とタイトルに惹かれたのが「美術の物語」 
初版から60年以上愛されている本。栞のリボンまで美しく、一字一句まで作者の品格がにじみ出る本、文章と図版が対になっているので、とてもわかりやすいのです。

タイトル買いは「かわいい自分に旅をさせよ」 文章を大切に扱う浅田次郎さんらしく、時にホロリとさせられたり、深くため息のエッセイ集。

もう一冊は子どもの頃に月に一度、母の元に届いていた「暮しの手帖」の現・編集長の松浦弥太郎さんの「日々の100」 私たちの「わ」で「家という器が、その人を形成する」とお話ししていますが、松浦弥太郎さんはその人を取り巻く「ヒトやモノで、人なりがわかってしまう」と・・・同感です。

そして、きっとみなさんのお家にもあったのでは?
福音館書店の童話全集です。一番読んだはずなのに行方不明な「ピータ・パンとウェンディ」 ピーターは私にとって永遠のヒーロー?アイドルなんですよね。 これらのGW用に買った本も、読みかけは1冊になってしまいました。次はどんな本がみつかるでしょうか、愉しみにまた本屋へ出かけてみます。 - W -
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by wallart | 2013-05-10 11:50 | My Favorite One

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