旅 - 国 内-

清春藝術村

芸術と食欲の三連休。
何処か行きたいとおもい見つけたのが、安藤忠雄さんの光の美術館有する「清春藝術村」。
調べてみたら杉本博司さんが改修した建てものもあるらしいのです。
「大好き2大オヤジ」の作品が揃うのですから行かないわけには!

しかも、この芸術村は吉井長三さんという画廊のオーナーが私財をかけてつくったなんて、その心根にも感激です。写真満載でお届けします。


「素透撫(すとうぶ)STOVE」
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現代美術家で写真・立体、能舞台やその衣装・演出も手掛ける杉本博司さんが、内装設計を手掛けた料理店。もとは、岩波書店元会長の小林勇が所有していた200年前の民家。
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象徴的な箒の生垣に招かれつつ、足を踏み入れると古民家らしい床板敷きに畳の部屋、その先は一枚板のカウンターと真ん中にstove。テーブルも無垢材。照明はついておらず自然光でお食事や空間を愉しみます。聞こえるのは、風にそよぐ木々やすすきの葉音、鳥と人々の声。ほどよいざわめきのなか、野菜がふんだんに使われた料理がいただけます。
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「清春藝術村 門」
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「ラ・リューシュ」
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とても、象徴的な建物。パリにシャガール、スーチンなどのエコール・ド・パリの画家のアトリエとして生活していたものと同じ設計でつくられ、日本でもアーティストのアトリエとして使われているよう。ガラスの屋根にパリを感じます、305号室までありましたよ。エントランスにシャガールのポスターが飾られていたり、2階のある窓には、こけしが背の順に並んでます!かわいい。


「Eiffel」
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エッフェル塔、建築当初の螺旋階段。プレートに「TOUR EIFFEL 1888」と書かれています。わたしもエッフェル塔を訪れた際には断然 螺旋階段派、全700段制覇しました。

こちらは、ギュスターヴ・エッフェル作品の共演。
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「光の美術館」
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小さく見えますよね。でも足を踏み入れると、おぉ~空間がのびやかに広がります。ちょうど他に人もおらず、まったくの静寂。
自然光が斜めから上部からふりそそぎます、空間独り占め状態は贅沢でした!ピカソの大鉢で、吉井さんのお孫さんが産湯されている写真が、こちらも贅沢すぎです。
安藤建築の醍醐味、エッジや細部にいたるディテールの職人技も堪能。背中に映った影絵も美しい。
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白樺美術館には白樺派の面々の作品や自筆の手紙が、特に高村光太郎はじめ梅原龍三郎の手紙の内容や大胆な筆使いに笑わされ、人柄を感じさせられ見応えあります。内部が立体的に構成されているのも良いです。ルオーの作品も充実。
そのルオーが祈りをささげていた自ら制作したキリスト像とステンドグラスがある礼拝堂は、コンクリート造の円形でした。パイプオルガンもあり、ここも自然光が活かされています。
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後から知りましたが、桜の大木にぐるりと囲まれた敷地、むかしは小学校だったそうです。
その学校の名前が「清春」。吉井さんの名前でも地名でもないし…と疑問でしたが、桜の大木にも納得がいきました。
ちょうど、雑誌Casa Brutusの美術館特集に取り上げられていましたが、まだ?人の出も少なくマイペースでまわれました。今後も新たな建物が予定されている様なので、桜の季節に再訪したいです。

帰り道、和菓子屋さんの信玄餅を買いに行きましたら、はす向かいに立派なお酒屋さんが!
早仕舞いで入れなかったのが残念… 胡桃信玄餅も美味でした。
道すがらの民家には蔵があり、土壁の外装だったり、柿の木があったり日本の原風景。小旅行仕上げの温泉もインター近くにあり、最高な一日に。
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by wallart | 2013-10-14 16:59 | 旅 - 国 内- | Comments(0)

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