Style

世界一美しい本をつくる男

朝夕かなり冷えてきましたね。コートの冬仕度されましたか。

さて、今回は映画「世界一美しい本をつくる男」のお話しを。
ドイツのSteidel (シュタイダル社)のゲルハルト・シュタイダルさんのドキュメンタリー。

17歳で起業。それから40年以上いまだ情熱とプライドをもって本を作品として高めてゆく彼は、ネットの時代に世界のクライアントの元へ出向く、メールの時代にタイプや手書きで打ち合わせの記録をする傍ら、写真のデジタル化には積極的、そんなバランス感覚の持ち主。
紙の手触り、匂い、重さ。インクの色、質がどれほどの影響を持つのかを説くあたり…コレすっごく共感です、本の匂い嗅ぎませんか?
世界一美しい本をつくる男_d0176753_19541855.jpg
商品と化する本とStidelの本の違いは、内容の素晴らしさだけではなく、作品として完成するまでのコミュニケート、とことんやり抜く姿勢、様々なプロセスと愛情が訴えかけてくるのでしょう。

これって、どんな仕事でも必要なのでは??真摯な姿勢と情熱はいい仕事につながりますよね。
きっと、日々を見直す時間にもなりそうです。
11月はじめまで渋谷 イメージフォーラムで上映中です。

ちなみに…
秋の恒例 「神田古本まつり 今週末から11月4日まで」「神保町ブックフェスティバル 11月2・3・4日」開催です!
by wallart | 2013-10-24 11:15 | Style

輸入壁紙の「わ」が暮らしの中のデザイン・暮らしを楽しむちょっとした気づきをお届けします


by wallart